はちやの餃子物語

塩竈浦戸諸島「寒風沢島」にて。


昨日は、久々に家族とともに塩竈市の大好きな浦戸諸島の一つ「寒風沢島」へ行って参りました~!

マリンゲートから船に乗って、約40~45分ほどで到着しました。

昨日は、潮が引いていたためいつもより少々時間がかかりましたが、のんびり景色を見ながら乗っていたのであっという間でした!

 

船着き場を出て右へ進むと、素敵な広場が見えてきました。

市から委託されて手作りで作業しているそうです。

パッと目をひいて素敵なお庭ですよ(^^)

 

またこちらを通り過ぎていくと、市民農園が見えてきました。

そこからまた進んでいくと、江戸時代に寒風沢島の島民で、船で世界一周をしたという人物、「津田夫と左平」について書いてある案内板が見えてきます。

江戸時代に世界一周を成し遂げた人物が、なんと寒風沢にいたんです。これ、かなりすごいことだと思いませんか!! 江戸時代に世界一周ですよ!! 

ここから左へ進み、右奥へと行くと展望台や浜へと道が続いていきます。

道幅は、やっと軽トラックが1台通れるくらいの広さです。

心地よい風が吹いていましたが、日差しが強く、汗だくになりながら日陰で水分を取り進んで行きました。

道なりに進んで行くと所々畑が見えてきて、さらに浜の近くまで行くと暑い中作業をしていらっしゃる方がいました!

CHEAPPURPLEの直@坊さんでした~!

震災後から寒風沢島に通い続け、オリーブの木を植樹し育てていらっしゃいます!

暑い中本当にご苦労さまでした!

オリーブの白い花が咲いていましたが、そろそろ花は終わりのようです。

初めてオリーブの木や花を見ました!

南国のイメージがあったので、この東北の塩釜の地で見られるなんて貴重な経験でした。

東日本大震災後からずーっと継続してやられている活動で、本当に頭が下がります。

色々とご説明いただき、ありがとうございました!

直@坊さんのブログにも、私たちとの出会いも書いていただいています。→https://ameblo.jp/naobow6969696969/?fbclid=IwAR2huUegIcydd_SeAKl468StKct7kkdnMLF9p1vPmqz-29hM2eW86q5HaqE

(直@坊さんに撮ってもらった写真の社長のお腹、ぽっこり出ているなあ、もっと痩せないと・・・、あ、私もだった(汗)。)

 

 

私たちは、畑を後にして浜へと向かいました。

日差しは強かったですが、海風が心地よく、子供もとても喜んでいました。

その後は、元来た道を戻り船着き場へと向かったのですが、途中で島の方に声を掛けられ少しお話をしてきました。

住んでいる地域の目の前には高い防潮堤があり、全く海が見えない状態です。東日本大震災では1階部分が水に浸かる被害だったそうですが、それでも高い防潮堤は望んでいなかったとのこと。

確かに、みなさんを守るための目的で整備されたものではあるので、文句を言っておられるわけではありませんが、道路の整備にしろ以前の暮らしより島民の人にとっては不便になっていることもあるようです。

高い防潮堤も島民のみなさんを守るためのものではあるとは思いますが、より安全に高い所に避難するための整備が重要なのではないかなと思いました。

今住んでいる方もご高齢で、若い方がおらず、人口が減少し誰もいなくなるのではないかとおっしゃっていました。

 

観光に来てもらうにしても、まだまだ環境が整わないところもありますが、どうしたら寒風沢島にもっと人が来てくれるかなと思案したりしました。

塩竈市には他にも島はあり、抱えている問題は一緒だと思います。

働く環境等色々課題はあると思います。なかなか難しい問題ではありますが、もう少し人が集まる場になっていくと、賑わいがあってよいのではないかと思います。

6~7年ぶりに訪れましたが、まだまだ課題はあるんだなと考えさせられました。

約2時間の滞在でしたが、とても有意義な時間だったと思います。

また家族で訪れたいと思います。

コロナが落ち着いて来たら、ぜひみなさんも訪れてみてくださいね!

 

 

はちやの餃子 蜂屋亜津紗

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